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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科43巻9号

1989年09月発行

文献概要

臨床報告

Kabuki make-up症候群の眼科的所見

著者: 平形恭子1 大島崇1 西川朋子1 松井一郎2

所属機関: 1国立小児病院眼科 2国立小児病院小児医療研究センター小児生態部

ページ範囲:P.1331 - P.1335

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 Kabuki make-up症候群は,特異な顔貌,精神発達遅滞,低身長,特異な皮膚紋理異常,骨格異常,易感染性等を特徴とし,原因が未だ不明な先天奇形症候群である。
 我々は本症患児9例(男4例,女5例)の眼科的所見を検討し,次の知見を得た。
 1)比較的軽度の屈折異常が多い。
 2)斜視,特に内斜視の頻度が高い。
 3)2例に軽度白内障を認めた。
 4)特徴のひとつとされる青色強膜は認めなかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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