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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻1号

1990年01月発行

Report from Overseas

病毒滅点眼液の抗HSV—Ⅰ臨床応用について

著者: 黄樹春1

所属機関: 1中国人民解放軍空軍大連医院眼科

ページ範囲:P.97 - P.100

文献概要

 著者は1988年6月硝酸ストリキニーネの抗HSV—Ⅰ作用を発見し,0.03%および0.06%硝酸ストリキニーネ生理食塩水溶液を病毒滅点眼液と命名した。単純ヘルペス性角膜炎18例19眼の治療結果は病毒滅点眼液の抗HSV—Ⅰ作用を証明した。本薬の抗HSV—Ⅰ作用の特色は浅層深層病変にかかわらず,著明な効果がある。このほか,角膜神経栄養と眼球微循環の改善もあると思われる。本薬は単純ヘルペス性角膜炎の第一選択の全能薬として期待される。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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