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特集 小児眼科診療マニュアル—私はこうしている 検査の進め方と読み
眼筋麻痺検査の実際
著者: 上原雅美1
所属機関: 1松下記念病院眼科
ページ範囲:P.1553 - P.1555
文献購入ページに移動 小児の眼筋麻痺は,先天性と後天性に分けられる。その中には,脳腫瘍によるものなど,原因究明と治療に急を要するものもあるが,異常神経支配によるものなど,根本的な治療が不能であるものも多い。
小児の場合,患者自身の自覚的症状を正確に把握することが困難であり,乳幼児では,家族よりの病歴の聴取と他覚的検査のみに頼らざるを得ないし,その検査も限られる。また,疾患の発見のきっかけも,眼球運動障害や複視だけでなく,眼位異常,頭位異常,眼球振盪など,さまざまである。
小児の場合,患者自身の自覚的症状を正確に把握することが困難であり,乳幼児では,家族よりの病歴の聴取と他覚的検査のみに頼らざるを得ないし,その検査も限られる。また,疾患の発見のきっかけも,眼球運動障害や複視だけでなく,眼位異常,頭位異常,眼球振盪など,さまざまである。
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