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特集 小児眼科診療マニュアル—私はこうしている
検査の進め方と読み
文献概要
自覚的な検査が難しい小児では電気生理学的検査が重要な検査となる。眼底が透見できない乳幼児にはERG検査が必須であろうし,幼児の視力障害で心因性か器質的かの鑑別にはVEPが役立つ。しかし,検査をおこなうとき協力が得られない小児では,他覚的な検査である電気生理検査でも難しい面が多々あるものである。ここでは,小児の眼科臨床に使用されている暗順応ERG,Flash VEP,Pattern reversal VEPについて,その検査に必要な機器,測定の手順,結果の判定について,小児であるがゆえに問題となることや工夫すべき点にふれながら解説する。
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