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特集 小児眼科診療マニュアル—私はこうしている 診療の実際—ポイントとコツ
白内障
著者: 羅錦營1
所属機関: 1静岡県立こども病院眼科
ページ範囲:P.1608 - P.1610
文献購入ページに移動先天白内障の形態はいろいろあるが水晶体の発生時期から,ある程度障害の時期を推定することができる。表1にある形態の頻度として,層間白内障が最も多く,核白内障,全白内障,極白内障の順である。眼合併異常としては,小眼球,虹彩低形成,PHPV,視神経低形成,網膜変性症,眼振,斜視等がある。これらの合併があった場合は,弱視は必発である。視力予後については表2に示した通りである。
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