文献詳細
特集 小児眼科診療マニュアル—私はこうしている
全身異常を伴う場合のCureとCare
文献概要
小児期で眼部に発生する悪性腫瘍の頻度は低いが,視機能のみならず生命にも関係しているため,他の眼疾患と異なった的確な対応が要求される。眼部原発としては、網膜芽細胞腫,眼窩横紋筋肉腫,髄様上皮腫,悪性黒色腫などであり,続発性としては,白血病,神経芽細胞腫,リンパ腫,ウイルムス腫瘍などがある。網膜芽細胞腫については1637頁に記載したので省略する。
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