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特集 小児眼科診療マニュアル—私はこうしている 治療のテクニック—私のノウハウとコツ
硝子体手術
著者: 安藤文隆1
所属機関: 1国立名古屋病院眼科
ページ範囲:P.1685 - P.1687
文献購入ページに移動 小児の硝子体手術は,一般に予後不良な場合が多く,適応の決定には慎重でなければならない。特に低年齢ほど術中合併症の影響は大きく,手術の適応時期の決定は困難な場合が多い。一方,進行した増殖性硝子体網膜症(PVR)には,硝子体手術が復位させ得る可能性を持つ唯一の治療法といえる。小児に対する硝子体手術の頻度はそれ程多くはないが,疾患により対応の仕方は異なるので,それぞれの疾患についての注意点を中心に述べてみたい。
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