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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻10号

1990年09月発行

文献概要

特集 小児眼科診療マニュアル—私はこうしている 眼科検診の実際とフォローアップ

先天色覚異常

著者: 深見嘉一郎1

所属機関: 1福井医科大学眼科学講座

ページ範囲:P.1707 - P.1709

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 与えられたテーマは先天色覚異常の眼科検診である。眼科検診とは何か,1〜3の項目を見ると,乳児・1歳6か月児健診,3歳児・幼児健診,就学時・学校健診とある。検診と健診との違いは知らない。しかし,これはどう考えても,病院の診察室で,一人の患者を対象に,時間をかけて丁寧に行う色覚検査ではなく,集団を対象とする検査の実際のやり方,注意事項,その結果の扱い方について書けということらしい。フォローアップとは,しかつめらしい日本語にすると「事後措置」ということになるであろう。
 となると,まず先天色覚異常を集団検査することの意義から論じなければならない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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