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臨床報告
文献概要
人工水晶体の嚢内固定術を受けた正常眼軸(22〜25mm)の208眼と長眼軸(26〜28.5mm)の35眼で,SRKの式によって計算された眼内レンズの術前予測値と術後実測値および眼軸長と屈折誤差について統計的に検索した。
正常眼軸では+0.397±0.585Dの屈折誤差を生じ,±1.5D以内の屈折誤差は97.1%,±1.0D以内は87.5%,±0.5D以内は81.7%であった。眼軸長が長くなるにつれて屈折誤差が小さくなり,眼軸長(x)と屈折誤差(y)の間にy=−0.17x+4.37の回帰直線が得られた。予測値(X)と実測値(Y)の間にも相関関係がみられ,回帰直線はY=1.46X+0.75で表わされた。
長眼軸では−0.078±0.871Dの屈折誤差が生じ,±1.5D以内の屈折誤差は88.6%,±1.0D以内は80.0%,±0.5D以内は62.9%であり,眼軸長(x)と屈折誤差(y)の間にy=−0.044x+1.103の回帰直線が得られた。
正常眼軸では+0.397±0.585Dの屈折誤差を生じ,±1.5D以内の屈折誤差は97.1%,±1.0D以内は87.5%,±0.5D以内は81.7%であった。眼軸長が長くなるにつれて屈折誤差が小さくなり,眼軸長(x)と屈折誤差(y)の間にy=−0.17x+4.37の回帰直線が得られた。予測値(X)と実測値(Y)の間にも相関関係がみられ,回帰直線はY=1.46X+0.75で表わされた。
長眼軸では−0.078±0.871Dの屈折誤差が生じ,±1.5D以内の屈折誤差は88.6%,±1.0D以内は80.0%,±0.5D以内は62.9%であり,眼軸長(x)と屈折誤差(y)の間にy=−0.044x+1.103の回帰直線が得られた。
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