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臨床報告
眼内レンズパワーの術後屈折誤差
著者: 小浜真司1 松尾健治1 本坊正人1 宮田典男1
所属機関: 1宮田眼科病院
ページ範囲:P.1835 - P.1839
文献購入ページに移動正常眼軸では+0.397±0.585Dの屈折誤差を生じ,±1.5D以内の屈折誤差は97.1%,±1.0D以内は87.5%,±0.5D以内は81.7%であった。眼軸長が長くなるにつれて屈折誤差が小さくなり,眼軸長(x)と屈折誤差(y)の間にy=−0.17x+4.37の回帰直線が得られた。予測値(X)と実測値(Y)の間にも相関関係がみられ,回帰直線はY=1.46X+0.75で表わされた。
長眼軸では−0.078±0.871Dの屈折誤差が生じ,±1.5D以内の屈折誤差は88.6%,±1.0D以内は80.0%,±0.5D以内は62.9%であり,眼軸長(x)と屈折誤差(y)の間にy=−0.044x+1.103の回帰直線が得られた。
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