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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻3号

1990年03月発行

文献概要

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(1)1989年10月 名古屋 学術展示

重篤な慢性関節リウマチにおける角膜障害の3症例

著者: 宮本裕子1 奥山幸子1 安本京子1 西田輝夫1 大鳥利文1

所属機関: 1近畿大学医学部眼科

ページ範囲:P.308 - P.309

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 緒言 慢性関節リウマチは,全身の関節をおかすのみならず,乾性角結膜炎,角膜潰瘍,角膜融解などの角膜障害1)やぶどう膜炎などをひき起こす2)。その中でも涙液減少症を伴う乾性角結膜炎は最もよく観察される。今回,外科的治療を施行された重篤な慢性関節リウマチの症例で,涙液減少を共通の背景としてさまざまな異なる角膜障害を呈した3症例を経験したので報告する。
 症例 患者1:45歳,女性。初診:1986年10月28日。主訴:右眼の視力低下,羞明。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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