文献詳細
文献概要
特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(2)1989年10月 名古屋 学会原著
硝子体手術が著効を示した水晶体過敏性眼内炎の1例
著者: 鍛冶兆宏1 石田俊郎1 田畑晃1
所属機関: 1富山医科薬科大学眼科学教室
ページ範囲:P.417 - P.420
文献購入ページに移動硝子体内に完全脱臼した水晶体は合併症が起こらない限り摘出しない方がよいとされているが,重篤な合併症を生じた例の視機能の予後は不良であることが多い。硝子体手術の進歩した現在,合併症発症前に摘出することも考慮すべきであろうと思われる。
掲載誌情報