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特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(2)1989年10月 名古屋 学会原著
眼窩内木片異物の検討—そのCT像と手術所見
著者: 八子恵子1 鈴木美佐子1 佐々木聡1 中村泰久2
所属機関: 1福島県立医科大学眼科学講座 2聖隷浜松病院眼形成眼窩外科
ページ範囲:P.439 - P.441
文献購入ページに移動異物摘出には手術用顕微鏡を使用すべきであるが,異物が眼窩深部に達している場合には,眼窩縁の骨を一時的に摘除することも広い術野を得るために必要かつ有効な手段となる。木片は生体内で次第に細分化されるため,特に長期間放置された症例では,異物の取り残しを防ぐ意味で,異物をその周囲の肉芽組織と一塊として摘出することが望ましい。
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