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特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(2)1989年10月 名古屋 学会原著
眼内レンズ挿入眼の後嚢混濁の定量的解析
著者: 吉田紳一郎1 佐藤紀之1 小原喜隆1
所属機関: 1獨協医大越谷病院眼科
ページ範囲:P.477 - P.479
文献購入ページに移動その結果IOLの光学部の形状によって,P-CIOL の後嚢混濁面積は術後経日的に増加したがConvex-plano type IOLに比較し軽度であり,後嚢混濁部位は中心部に多かった。C-P IOLの%glare disabilityは術後1か月で上昇しはじめ,術後3か月で顕著となった。
後嚢混濁の予防には水晶体上皮細胞をできるだけ除去することが重要であるが,上皮細胞の増殖を防ぐためのIOLの形状の工夫が必要である。
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