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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻4号

1990年04月発行

文献概要

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(2)1989年10月 名古屋 学術展示

液晶ディスプレイ(バックライト付)およびプラズマディスプレイの調節機能への影響

著者: 渥美一成1 田中千春2 駒井昇2 田中英成1 鈴木聡美2

所属機関: 1上飯田第一病院眼科 2愛知医大眼科

ページ範囲:P.492 - P.493

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 緒言 ラップトップ型として最近注目されているプラズマディスプレイ(PDP:plasma display)や液晶ディスプレイ(LCD:liquid crystal display)は,ちらつきがないことより,CRTより,今後見やすいディスプレイになる可能性がある。しかし,コントラストが低いことより,調節機能における負荷も多いと思われる。そこで,今回,将来的に,眼に疲労の少ないディスプレイを探るため,PDPとLCDを比較検討した。
 方法 対象は屈折異常以外眼疾患のない男性8名8眼,女性3名3眼計11名11眼,年齢21歳〜37歳(平均29歳)の優位眼を測定した。視対象は高解像度プラズマディスプレイ(東芝J−3100)縦19cm×横15cm,文字表示横640×縦400ドット,80桁40行,画面条件は,背景色オレンジ色,白文字,背景輝度20cd/m2,コントラスト比1.8である。液晶ディスプレイはバックライト付き高コントラストディスプレイ(EPSON PC−286L),画面条件は,背景色黒色,白文字,背景輝度20cd/m2,コントラスト比3.5である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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