文献詳細
特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(2)1989年10月 名古屋
学術展示
文献概要
目的 VDT従事者の眼精疲労や近視化等は,持続的な過度の視覚負荷がその主な原因と考えられ,仕事を継続しながらの効果的な治療法は未だ確立されていないと言える。今回我々は,VDT症候群と考えられる症例に,仕事を継続しつつ低濃度シクロペントレート(希釈サイプレジン®)点眼治療1)を試み,赤外線オプトメーターを用いた調節機能検査2)によりその治療効果を検討した。
対象 器質的異常を認めない難治性の眼精疲労や近視化を訴えるVDT従事者10例20眼(年齢:24.4±2.5歳)を対象とした。
対象 器質的異常を認めない難治性の眼精疲労や近視化を訴えるVDT従事者10例20眼(年齢:24.4±2.5歳)を対象とした。
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