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特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(2)1989年10月 名古屋 学術展示
白内障手術後角膜の形状解析(第1報)
著者: 池沢暁子1 宮田和典1 清水公也1
所属機関: 1武蔵野赤十字病院眼科
ページ範囲:P.498 - P.499
文献購入ページに移動対象および方法 対象は7mmの強角膜切開創より超音波乳化吸引術+眼内レンズ移植を行った10例で,平均年齢は66.8±8.5歳,術前角膜乱視度が1D以内で斜乱視のない症例を選んだ。強角膜切開は外科的輪部12時部を中心に4面切開法で行い,超音波乳化吸引術後PMMA後房レンズを移植した。縫合は10-0ナイロン糸によるshoelace sutureを行った。角膜乱視は術前,術後7日,1,3,6か月にautokeratometer(RK-1®Canon社)により角膜中央部直径2mmの屈折力を測定し水平方向(K1),垂直方向(K2)の術前値からの変化量を検討した。
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