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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻4号

1990年04月発行

文献概要

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(2)1989年10月 名古屋 学術展示

不等像視の融像に及ぼす影響

著者: 小島徳郎1 岡島光治1

所属機関: 1藤田学園保健衛生大学医用電子

ページ範囲:P.500 - P.501

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 緒言 不等像視(aniseikonia)は融像,空間認識の障害となるため,両眼視機能発達の妨げとなり不同視弱視の原因として問題となる。そこで,我々は,その限界点を検討するため,コンピューター・グラフィックスを用いた大型弱視鏡により,aniseikoniaを連続的に変化させる方法を考案し測定を行った。今回は,正常小児と斜視患者の測定結果とも比較し,両眼視機能の回復の可能性について検討した。
 方法 測定に用いた,大型弱視鏡(シノプト6,イナミ社)は左右のモニターに,異なる視標を表示することができる(図1)。そのため片側の視標の大きさを任意の時間で連続的に変化させ得る様にプログラムを作成した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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