文献詳細
特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(2)1989年10月 名古屋
学術展示
文献概要
緒言 不等像視(aniseikonia)は融像,空間認識の障害となるため,両眼視機能発達の妨げとなり不同視弱視の原因として問題となる。そこで,我々は,その限界点を検討するため,コンピューター・グラフィックスを用いた大型弱視鏡により,aniseikoniaを連続的に変化させる方法を考案し測定を行った。今回は,正常小児と斜視患者の測定結果とも比較し,両眼視機能の回復の可能性について検討した。
方法 測定に用いた,大型弱視鏡(シノプト6,イナミ社)は左右のモニターに,異なる視標を表示することができる(図1)。そのため片側の視標の大きさを任意の時間で連続的に変化させ得る様にプログラムを作成した。
方法 測定に用いた,大型弱視鏡(シノプト6,イナミ社)は左右のモニターに,異なる視標を表示することができる(図1)。そのため片側の視標の大きさを任意の時間で連続的に変化させ得る様にプログラムを作成した。
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