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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻4号

1990年04月発行

文献概要

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(2)1989年10月 名古屋 学術展示

白内障術後の角膜乱視について

著者: 稲垣有司1 田中稔1 太田俊彦1 黒川真理1 中川正昭1

所属機関: 1順天堂大学浦安病院眼科

ページ範囲:P.520 - P.521

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 緒言 白内障手術に伴う合併症として術後の角膜乱視の増加がある。眼内レンズを用いる場合,術後軽い近視になる様なレンズを用いることが一般的子あるため,同じ角膜乱視を合併する場合無水晶体眼に比べ,眼内レンズ(IOL)挿入眼により,強い乱視の矯正レンズが必要となる。
 今回我々は,当院で行ったIOL挿入眼の術前及び,術後の角膜乱視について検討し,また縦型改修を行ったCanon Auto Keratometer K−11)を用いて術前,術中,術後の乱視の変化を観察し,若干の所見を得たので報告する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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