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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻4号

1990年04月発行

文献概要

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(2)1989年10月 名古屋 学術展示

人工的偽水晶体眼における色覚—標準色覚検査表第2部を用いて

著者: 楠木裕子1 永石忠徳1 雨宮次生2

所属機関: 1日赤長崎原爆病院眼科 2長崎大学医学部眼科

ページ範囲:P.526 - P.527

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 緒言 近年白内障眼に対して計画的嚢外水晶体摘出術後に人工水晶体が移植される症例が増加してきている。今回我々は標準色覚検査表第2部後天異常用(以下SPP—Ⅱと略す)を用いて人工的偽水晶体眼の色覚について検査し,検討を加え,いくつかの知見を得たのでここに報告する。
 方法 検査対象は1988年3月から1989年9月までの間に,日赤長崎原爆病院眼科にて計画的嚢外水晶体摘出術ならびに人工水晶体移植術を施行された患者のうち,術前,術後に色覚検査の可能であった症例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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