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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻4号

1990年04月発行

文献概要

臨床報告

イトラコナゾール内服が奏効したアカントアメーバ角膜炎の2例

著者: 石橋康久1 渡辺亮子1 加畑隆通1 本村幸子1 安羅岡一男2 石井圭一3

所属機関: 1筑波大学臨床医学系眼科 2筑波大学基礎医学系医生物 3法政大学生物学研究室

ページ範囲:P.551 - P.555

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 アカントアメーバによる角膜炎が2症例に発症した。いずれもソフトコンタクトレンズを長期装用している19歳と37歳の女性であった。病巣掻爬(débridement)と,ミコナゾール点眼,イトラコナゾール内服による治療により,それぞれ5週と8週で治癒した。当初それぞれ指数弁と手動弁の視力は,1.2と0.5に回復した。薬物による副作用はなかった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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