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Group discussion
眼科と東洋医学
著者: 竹田眞1
所属機関: 1竹田眼科
ページ範囲:P.570 - P.571
文献購入ページに移動一口に東洋医学と申しましてもハリあり,漢方あり,中医派あり,日本漢方ありと色々な方が参加されます。それぞれに微妙に異なる言葉の定義があり,それらの先生同志の討論がなかなかかみ合いません。そのうえ眼科的(西洋医学的)に東洋医学的療法の効果が正しくなされているかという問題もあります。そこで第1回,第2回の会のあとに発表の先生に集って頂き,どの様に会を運営するかについて御相談申し上げました。その時の課題ではどうやって会員の共通語を作っていくかということが出ました。西洋医学と東洋医学の間の共通語,ハリと漢方の共通語,各流派間の共通語などを作るのは非常に困難なことです。結果最近の会の雰囲気は,診断と治療は東洋医学的に,効果判定は西洋医学的に(当然眼科の診断は西洋医学的に)という発表をすることで大体のコンセンサスを得ているように思います。
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