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特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(3)1989年10月 名古屋 学術展示
人工水晶体挿入眼術後乱視の経過—挿入人工水晶体の位置異常の影響
著者: 中泉裕子1 増山益枝1 柱茂弘1 坂本保夫1
所属機関: 1金沢医科大学眼科
ページ範囲:P.694 - P.695
文献購入ページに移動症例および方法 対象は金沢医科大学病院において老人性白内障の診断のもとに計画的嚢外摘出術,後房レンズ挿入が行われ,1年以上の経過観察が可能であった56症例,58眼で,患者の年齢は43歳から90歳(平均71歳)である。手術時の切開創は,約160°の強角膜四面切開で,縫合は10-0ナイロン糸により7〜8糸結束縫合であった。挿入レンズの大部分は,CILCO社製ですべて後房レンズである。術者は限定された者ではない。術後3か月以降を経過した症例の中には縫合糸の除去が行われたものが含まれている。
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