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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻5号

1990年05月発行

文献概要

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(3)1989年10月 名古屋 学術展示

先天緑内障を合併した中心核病floppy infantの1例

著者: 中山智彦1 種田芳朗1 石川美和子1 市瀬洋子1 島貫郁2 今井純好2

所属機関: 1相模野病院眼科 2相模野病院小児科

ページ範囲:P.696 - P.697

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 緒言 Floppy infantとは筋緊張低下乳児とも言われ,1959年Greenfild JN1)によって提唱された症候群である。自発運動に乏しく特異な体位をとり,関節の可動域に異常な拡大を有し,受動運動に対する関節抵抗の減弱を認める乳児を示す。
 その原因疾患は表1に示すように,神経筋疾患のみならず,代謝異常,外傷,感染症など多岐にわたっている。この際に筋力低下ないし弛緩性麻痺を伴う場合を,狭義のfloppy infant (麻痺群)と称し,伴わない場合を広義のfloppy infant (非麻痺群)と称する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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