文献詳細
特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(3)1989年10月 名古屋
学術展示
文献概要
緒言 開放隅角緑内障に対する治療としてtrabe-culotomyの有効性が言われて久しいが,多数例に対する成績の報告はいまだ一部施設よりのものに限られている。今回,我々は比較的短期間に多数の症例に対しtrabeculotomyを施行する機会を得たのでその結果を報告する。
対象・方法 対象は1988年5月までの1年間に神戸中央市民病院眼科において著者らが行ったtrabecu-lotomyのうち白内障手術を同時に行ったものを除く77例126眼(うちiridectomyを併用したもの12例17眼)で,男性43例67眼,女性34例59眼,年齢は3−84歳(平均62.2歳)である。病型別にみると,原発性開放隅角緑内障(以下POAGとす)45例81眼,水晶体嚢性緑内障(以下PE緑内障とす)19例26眼,慢性閉塞隅角緑内障(以下CACGとす)7例9眼,続発性緑内障2例2眼,先天・発達緑内障4例8眼であった。術式は永田らの方法に準じて行った。
対象・方法 対象は1988年5月までの1年間に神戸中央市民病院眼科において著者らが行ったtrabecu-lotomyのうち白内障手術を同時に行ったものを除く77例126眼(うちiridectomyを併用したもの12例17眼)で,男性43例67眼,女性34例59眼,年齢は3−84歳(平均62.2歳)である。病型別にみると,原発性開放隅角緑内障(以下POAGとす)45例81眼,水晶体嚢性緑内障(以下PE緑内障とす)19例26眼,慢性閉塞隅角緑内障(以下CACGとす)7例9眼,続発性緑内障2例2眼,先天・発達緑内障4例8眼であった。術式は永田らの方法に準じて行った。
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