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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻5号

1990年05月発行

文献概要

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(3)1989年10月 名古屋 学術展示

Trabeculotomyの成績

著者: 小紫裕介1 加藤直子1 三浦昌生1 岩城正佳1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院眼科

ページ範囲:P.710 - P.711

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 緒言 開放隅角緑内障に対する治療としてtrabe-culotomyの有効性が言われて久しいが,多数例に対する成績の報告はいまだ一部施設よりのものに限られている。今回,我々は比較的短期間に多数の症例に対しtrabeculotomyを施行する機会を得たのでその結果を報告する。
 対象・方法 対象は1988年5月までの1年間に神戸中央市民病院眼科において著者らが行ったtrabecu-lotomyのうち白内障手術を同時に行ったものを除く77例126眼(うちiridectomyを併用したもの12例17眼)で,男性43例67眼,女性34例59眼,年齢は3−84歳(平均62.2歳)である。病型別にみると,原発性開放隅角緑内障(以下POAGとす)45例81眼,水晶体嚢性緑内障(以下PE緑内障とす)19例26眼,慢性閉塞隅角緑内障(以下CACGとす)7例9眼,続発性緑内障2例2眼,先天・発達緑内障4例8眼であった。術式は永田らの方法に準じて行った。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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