文献詳細
特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(3)1989年10月 名古屋
学術展示
文献概要
緒言 精神障害者の網膜剥離は発見が遅れることが多い。また術後の安静が得にくく,予後不良とみなされやすいこともあり,その治療については,これまでにあまり報告されていない。しかし,視力低下が患者の日常生活へ及ぼす影響は大きく,このような患者に対しても積極的に治療する必要があると思われる。我々はこの1年間に4症例を経験し,手術する機会を得たので,若干の考察を加え報告する。
症例 術前に眼底検査が困難であった症例には,手術時に全身麻酔下にて眼底精査を行ってから,表1に示す術式にて手術を施行した。
症例 術前に眼底検査が困難であった症例には,手術時に全身麻酔下にて眼底精査を行ってから,表1に示す術式にて手術を施行した。
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