文献詳細
臨床報告
文献概要
色覚検査に際して,仮性同色表を提示する場合に守るべき条件を満足させるための自動提示装置を試作した。過去に試作した2種類は大きく,重く,高価であった。今回は1個のみのリングの視標を回転させて用いて,小さくし,検者の手間を省き,検者の意志の介入しない装置を試作した。
試作品は小さく仕上がり,かつ使用してみて検者の意志は介入しなかったが,手間を省くことはできなかった。その理由は,検査の方法と反応の仕方の説明に時間が掛かり過ぎるためであった。
図形はリングでなく,数字の方が被験者に理解させやすい。反応は検者が被験者の側にいて,答えを入力する方が正確で,時間も短かった。
試作品は小さく仕上がり,かつ使用してみて検者の意志は介入しなかったが,手間を省くことはできなかった。その理由は,検査の方法と反応の仕方の説明に時間が掛かり過ぎるためであった。
図形はリングでなく,数字の方が被験者に理解させやすい。反応は検者が被験者の側にいて,答えを入力する方が正確で,時間も短かった。
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