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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻6号

1990年06月発行

連載 眼科手術のテクニック—私はこうしている・18

トラベクロトミーとトラベクレクトミーの併用

著者: 荻野誠周1

所属機関: 1愛知医科大学眼科学教室

ページ範囲:P.870 - P.872

文献概要

トラベクロトミーの原則的採用
 原発性開放隅角緑内障では術後5年で60%に,無治療または点眼のみで眼圧のコントロールがえられ,眼圧コントロール不良例でも半数以上が25mmHg以下の眼圧となるので,私は原発性開放隅角緑内障には原則的にトラベクロトミーしかおこなっていない。開放隅角緑内障のなかで多分20%ほどをしめる水晶体偽落屑症候群では有効率が80%を越えるので,やはり原則的にトラベクロトミーを選択している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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