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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻6号

1990年06月発行

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(4)1989年10月 名古屋

学術展示

複視を主訴とした急性ポルフィリン症の1例

著者: 久冨木原眞1 後藤良三2

所属機関: 1水俣協立病院眼科 2水俣協立病院内科

ページ範囲:P.916 - P.917

文献概要

 緒言 急性ポルフィリン症(Acute porphiria,以下APと略す)は,腹痛や嘔吐などの消化器症状や多発神経炎をはじめとする神経症状など,多彩な臨床症状を呈する常染色体優性遺伝性の代謝性全身疾患である。眼症状としては,時に複視や一過性視力障害などをきたすことが知られている。
 これまで眼科領域において,APについての症例報告や成書の記載は少なく,さらに,眼症状を主訴とした症例の報告はあまり無かったようである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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