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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻8号

1990年08月発行

文献概要

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(6)1989年10月 名古屋 学会原著

網膜芽細胞腫におけるIAP(免疫抑制酸性蛋白)測定の意義

著者: 生駒洋1 横山尚彦1 小島孚允1 箕田健生1

所属機関: 1帝京大学市原病院眼科

ページ範囲:P.1225 - P.1227

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 網膜芽細胞腫患児9例の血清免疫抑制酸性蛋白(IAP)を眼球摘出前と摘出後2週に測定した。IAP値と臨床的,病理組織学的所見とを比較することによりIAPの網膜芽細胞腫における意義を検討した。
 緑内障,眼内炎など特記すべき臨床症状を有する症例はIAP高値を示す傾向が認められた。症例がまだ少ないものの,IAP値が網膜芽細胞腫の腫瘍深達度に相関を示す傾向が認められた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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