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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻8号

1990年08月発行

文献概要

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(6)1989年10月 名古屋 学会原著

Polymerase Chain Reaction(PCR)法によるLeber病の早期診断の試み

著者: 堀田喜裕1 藤木慶子1 早川むつ子1 金井淳1 斎藤貴美子1 中島章1 鈴木正子2 簗島謙次3

所属機関: 1順天堂大学眼科 2松戸市立病院 3国立リハビリテーションセンター

ページ範囲:P.1237 - P.1240

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 臨床的にLeber病が強く疑われた34歳と32歳の兄弟と眼科的に正常の妹の末梢血の白血球からミトコンドリアDNAを抽出して11778番塩基対の検討を PCR (Polymerase Chain Reaction)法を使って行った。この三人には正常者にはみられない11778番塩基対の点突然変異を認めLeber病の家系と考えられた。この方法はLeber病の診断に非常に有用と考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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