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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科44巻8号

1990年08月発行

文献概要

特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(6)1989年10月 名古屋 学会原著

Alagille症候群におけるposterior embryotoxon

著者: 飯田高志1 松村美代1 後藤保郎1 村上洋介2 槇野征一郎2

所属機関: 1兵庫県立尼崎病院眼科 2兵庫県立尼崎病院心臓センター

ページ範囲:P.1261 - P.1264

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 Alagille症候群は,肝内胆管低形成を主徴とし,慢性胆汁うっ滞,心血管系異常,椎骨異常,特徴的な顔貌,後部胎生環 posterior em—bryotoxonを合併する症候群である。われわれは,9歳,11歳,14歳の男児を本症候群と診断し,3例すべてに後部胎生環を認めた。隅角検査が診断に有用であった。本症候群の診断には眼科的な検索が望ましいと考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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