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特集 第43回日本臨床眼科学会講演集(6)1989年10月 名古屋 学術展示
糖尿病性網膜症における血清フルクトサミン測定の意義
著者: 秋山和人1 山口卓朗1 嵩義則1 雨宮次生1
所属機関: 1長崎大学医学部眼科教室
ページ範囲:P.1286 - P.1287
文献購入ページに移動対象および方法 対象は長崎大学医学部附属病院眼科外来を受診し,最低2か月に1回フルクトサミンとHbA1を測定した糖尿病患者57例106眼である。ただし,牽引性網膜剥離による全剥離や血管新生緑内障などにより失明した眼や,眼底が透見不能な眼は除外した。年齢は21〜74歳,平均56歳,経過観察期間は4か月〜1年2か月,平均9.0か月であった。糖尿病性網膜症は福田分類により分類し,1段階でも進行したものを網膜症進行群とし,それ以外のものを網膜症非進行群とした。フルクトサミンとHbA1は同じ日に採血したものを採用し,その平均値を用いた。
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