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文献概要
特集 眼科基本診療—私はこうしている 診断に必要な基本技術
眼圧の測り方
著者: 松元俊1
所属機関: 1東京大学分院眼科
ページ範囲:P.16 - P.17
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ゴールドマン圧平式眼圧計(アプラネーション・トノメーター)を用いる。圧平プリズム(アプラネーション・チップ)の接触面を清拭し,プリズム横の目盛の0°または180°をプリズム支持枠の白線に一致させてセットする(図1)。加圧ドラムの目盛を−0.1gに合わせると圧平腕は検者側に傾き,+0.1gに合わせると患者側に傾くことを確認する.次に附属の加圧検定器を眼圧計右上部の丸い穴に差込む。加圧検定器の重りを中央より右側の線の位置で固定し,2gの力を与えながら,加圧ドラムを回して1.9gおよび2.1gのところで圧平腕が同様に自然に前後に動くことを確認する。さらに,加圧検定器の重りの位置をずらして6gの位置でもチェックする(図2)。(1gの目盛が眼圧測定時の10mmHgに相当する。)このチェックに合格しない場合はこの眼圧計は用いない。
ゴールドマン圧平式眼圧計(アプラネーション・トノメーター)を用いる。圧平プリズム(アプラネーション・チップ)の接触面を清拭し,プリズム横の目盛の0°または180°をプリズム支持枠の白線に一致させてセットする(図1)。加圧ドラムの目盛を−0.1gに合わせると圧平腕は検者側に傾き,+0.1gに合わせると患者側に傾くことを確認する.次に附属の加圧検定器を眼圧計右上部の丸い穴に差込む。加圧検定器の重りを中央より右側の線の位置で固定し,2gの力を与えながら,加圧ドラムを回して1.9gおよび2.1gのところで圧平腕が同様に自然に前後に動くことを確認する。さらに,加圧検定器の重りの位置をずらして6gの位置でもチェックする(図2)。(1gの目盛が眼圧測定時の10mmHgに相当する。)このチェックに合格しない場合はこの眼圧計は用いない。
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