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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻11号

1991年10月発行

文献概要

特集 眼科基本診療—私はこうしている 診断に必要な基本技術

眼圧の測り方

著者: 松元俊1

所属機関: 1東京大学分院眼科

ページ範囲:P.16 - P.17

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器具およびキャリブレーション
 ゴールドマン圧平式眼圧計(アプラネーション・トノメーター)を用いる。圧平プリズム(アプラネーション・チップ)の接触面を清拭し,プリズム横の目盛の0°または180°をプリズム支持枠の白線に一致させてセットする(図1)。加圧ドラムの目盛を−0.1gに合わせると圧平腕は検者側に傾き,+0.1gに合わせると患者側に傾くことを確認する.次に附属の加圧検定器を眼圧計右上部の丸い穴に差込む。加圧検定器の重りを中央より右側の線の位置で固定し,2gの力を与えながら,加圧ドラムを回して1.9gおよび2.1gのところで圧平腕が同様に自然に前後に動くことを確認する。さらに,加圧検定器の重りの位置をずらして6gの位置でもチェックする(図2)。(1gの目盛が眼圧測定時の10mmHgに相当する。)このチェックに合格しない場合はこの眼圧計は用いない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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