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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻11号

1991年10月発行

文献概要

特集 眼科基本診療—私はこうしている 診断に必要な基本技術

ぶどう膜炎の隅角所見

著者: 木村良造1

所属機関: 1木村眼科医院

ページ範囲:P.42 - P.43

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 ぶどう膜炎では隅角検査が必要不可欠である。なぜなら,(i)虹彩根部および虹彩周辺部,毛様体帯,線維柱帯の観察は隅角検査以外によっては不可能である,(ii)毛様体の病変がしばしば毛様体帯に波及し,しかもその毛様体帯の病変だけが唯一の所見という症例も時に見られる,(iii)隅角検査により時に毛様突起の病変も観察可能である,等の理由による。角膜が透明で,前房の混濁が著明でない限り,隅角検査は常に可能である。
 以下にぶどう膜炎による隅角の変化について順を追って解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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