文献詳細
文献概要
特集 眼科基本診療—私はこうしている 診断に必要な基本技術
視力低下原因の究明—白内障か,否かの評価法
著者: 藤野雄次郎1
所属機関: 1公立昭和病院眼科
ページ範囲:P.46 - P.47
文献購入ページに移動 白内障による視力障害は通常,慢性的に起こり,その程度はさまざまである。また白内障患者では羞明,単眼複視,近視化なども訴えるのでそれも参考にする。白内障で,患者が急激な視力低下を主訴に来院することも時にあるが,これは片眼性で気がついてなかった,あるいは膨潤白内障などの場合である。各検査では以下のことに注意する。
掲載誌情報