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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻11号

1991年10月発行

文献概要

特集 眼科基本診療—私はこうしている 診断に必要な基本技術

網膜周辺部裂孔発見のテクニック

著者: 田中住美1

所属機関: 1出田眼科病院

ページ範囲:P.56 - P.57

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 網膜最周辺部の網膜裂孔及び網膜変性巣の発見を目的とした場合,双眼倒像眼鏡と強膜圧迫子による眼底検査が必須である。この方法では網膜最周辺部が,立体的に,また強膜圧迫子による触診により動的に観察出来,他の方法では発見が困難な微細な網膜硝子体癒着も発見可能である。網膜剥離眼では,網膜裂孔が発見できても,鋸状縁から毛様体扁平部までの詳細な観察を行い,存在する全ての病巣を把握しなければ良好な治療結果は得られない。以下,この手技について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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