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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻11号

1991年10月発行

文献概要

特集 眼科基本診療—私はこうしている 診断に必要な基本技術

視神経乳頭陥凹および神経線維層欠損の評価法

著者: 中野豊1

所属機関: 1関東中央病院眼科

ページ範囲:P.70 - P.71

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視神経乳頭陥凹観察のポイント
 視神経乳頭陥凹の大きさ,深さ,および色調を観察しなければならない。
 1)乳頭陥凹の大きさ:乳頭の全方向へ陥凹が拡大する場合もあるが,多くの緑内障,特にその早期から中期にかけては,上下から耳側にかけての拡大が特徴である。その拡大のしかたには,乳頭底部から辺縁部にかけてなだらかな広がりをする皿状陥凹(socerization)(図1,a)と,辺縁部が急に切れこんで狭くなるnotching(図1,b)とがある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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