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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻11号

1991年10月発行

特集 眼科基本診療—私はこうしている

治療に必要な基本技術

網膜剥離に対する術式選択の基本方針

著者: 西村哲哉1

所属機関: 1関西医科大学眼科

ページ範囲:P.150 - P.151

文献概要

 網膜剥離に対する手術療法には通常のscleral buckling (SB法)に加え,硝子体手術,pneumatic retinopexy (ガス注入法)があり,術式の選択に迷うことが少なくない。現在のところ明確な選択基準はなく,それぞれの術者の得意とする術式によって基準が左右されている。しかし,網膜剥離治療の基本はSB法であり,SB法の治癒率が悪いか,SB法が術後の視機能に悪影響を及ぼすと考えられる場合にのみ他の方法が選択される。本項では我々の教室の基本方針について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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