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臨床報告
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サルコイドーシス5眼,疑診を含むベーチェット病2眼,原因不明3眼の内因性ぶどう膜炎8例10眼(男性4例,女性4例)の硝子体混濁に対して硝子体手術を行った。全例で術後視力が向上し,経過観察期間(平均30.7か月)中その視力は保持され,合併症も認めなかった。
ベーチェット病など非肉芽性ぶどう膜炎に対する硝子体手術は,手術時期,手術適応など慎重な検討が必要であるが,サルコイドーシスなどの肉芽性ぶどう膜炎の硝子体混濁に対しては,視力改善のため硝子体手術は有効であると考えられる。
ベーチェット病など非肉芽性ぶどう膜炎に対する硝子体手術は,手術時期,手術適応など慎重な検討が必要であるが,サルコイドーシスなどの肉芽性ぶどう膜炎の硝子体混濁に対しては,視力改善のため硝子体手術は有効であると考えられる。
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