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臨床報告
Oculokinetic perimetryを使った緑内障の視野検査
著者: 陶山秀夫1 若倉雅登1
所属機関: 1北里大学医学部眼科
ページ範囲:P.179 - P.183
文献購入ページに移動 テスト視標を動かす代わりに,被検者の眼球を動かすことにより行う視野検査法であるoculokinetic perimetry (OKP)の緑内障視野検査用に作られたチャート(緑内障スクリーナー)を使用し,緑内障患者19名25眼で検査を行い,すべてに視野異常が検出された。このチャートは安価,小型でハンディー,簡単,短時間での測定,長時間の一点固視よりの解放,特別な技術は不必要で,いつでもどこでも,自分で測定が可能と種々な長所を備えており,今後は緑内障視野スクリーニングに役立つ検査法として期待できる。
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