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臨床報告
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原発性開放隅角緑内障で薬物療法により眼圧コントロールが不十分な症例60眼に対してトラベクロトミーを過去9年間に行った。その後23眼が眼圧コントロール不良となり,うち10眼に対して2回目のトラベクロトミーを追加した。
術後3年で,眼圧コントロールが良好な率は初回トラベクロトミーで59%であり,2回言トラベクロトミーでは30%であった。2回目トラベクロトミーは初回手術より長期予後について劣っているが,術前高眼圧,低年齢などトラベクロトミーのききにくい因子をもつ症例が多く含まれているからと考えられた。
術後3年で,眼圧コントロールが良好な率は初回トラベクロトミーで59%であり,2回言トラベクロトミーでは30%であった。2回目トラベクロトミーは初回手術より長期予後について劣っているが,術前高眼圧,低年齢などトラベクロトミーのききにくい因子をもつ症例が多く含まれているからと考えられた。
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