文献詳細
臨床報告
文献概要
1歳6か月児健康診査受診者1,881人に対し眼科検診を行った。方法は,一次検診をアンケートおよび検診に携わる医師,保健婦の問診,視診により行い,問題ありとされた者に対し二次検診として眼科的検診を行うものである。その結果,17人(0.90%)の異常者を検出した。異常者の内訳は延べ人数で斜視群5人(0.26%),屈折異常群9人(0.48%),その他群4人であった。内斜視や外見上わかりやすい異常は既に管理中であった。この方法は,負担も少なく,効果もあると考えられるので,眼科検診として,現在行われている1歳6か月児健康診査に導入可能と考える。
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