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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻5号

1991年05月発行

文献概要

特集 第44回日本臨床眼科学会講演集(3)1990年9月 東京 学会原著

生後発症した風疹網膜症の1例

著者: 杉紀賢1 木村篤仁1 大島健司1 雪竹浩2

所属機関: 1福岡大学眼科 2福岡大学小児科

ページ範囲:P.711 - P.713

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 風疹網膜症(以下,網膜症)は視機能には著明な影響がなく,治療の対象とならないために比較的問題にされないできたが,その病像が特徴的であるためretrospectiveな診断根拠として重要視されている。網膜症は生下時にすでに存在し,その後進行しないものであると考えられていた。しかし,網膜症が生後発症して進行する例もあるとの報告もあったが,写真による記録がなく疑問視されてきた。今回筆者らは,一例ではあるが発症の前後を写真で記録でき,生後発症したことを確認した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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