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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻5号

1991年05月発行

Group discussion

眼先天異常(第27回眼先天異常研究会)

著者: 馬嶋昭生1

所属機関: 1名古屋市立大

ページ範囲:P.885 - P.888

文献概要

胎生裂閉鎖不全と眼形成異常
 白井正一郎,佐野雅洋,尾関年則,池田晃三,馬嶋昭生(名古屋市立大)
 妊娠7日のJcl:ICRマウス腹腔内にochratoxin Aを3mg/kg投与し,妊娠13日に母獣を屠殺し胎芽を取り出して,眼について光学顕微鏡あるいは走査電子顕微鏡で観察した。胎生裂閉鎖不全を有する眼では,小眼球,角膜形成異常,水晶体胞分離不全,硝子体形成異常などが高率に合併していた。これらの異常は,眼杯前縁部で胎生裂閉鎖障害があり,そこから間葉組織が過剰に硝子体中に侵入しているものに多く合併していた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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