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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻6号

1991年06月発行

文献概要

特集 第44回日本臨床眼科学会講演集(4)1990年9月 東京 学会原著

卵黄様黄斑変性症と思われる1例

著者: 田村恵美子1 高村浩1 鈴木一作1 高橋茂樹1

所属機関: 1山形大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.929 - P.931

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 50歳男性で,両眼の黄斑部に卵黄様の病巣が認められた。螢光眼底造影で,卵黄様病巣は造影早期に淡い螢光を示し,造影後期にはびまん性の過螢光を示した。卵黄様病巣周囲の網膜の色調異常部位に一致して,造影早期から点状の過螢光が認められた。EOG検査ではL/D比が両眼とも低下していた。家族歴には,特記すべきことなし。本症例は成人発症の卵黄様黄斑変性症ではないかと思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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