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特集 第44回日本臨床眼科学会講演集(4)1990年9月 東京 学会原著
Continuous circular capsulorhexisによる完全嚢内固定後の眼内レンズ偏位
著者: 小林定男1 山崎啓祐1 立花晴子1 清川達矢2 鳥羽幸雄3 田上勇作4
所属機関: 1市立西脇病院眼科 2公立日高病院眼科 3鳥羽眼科病院 4社会保険神戸中央病院眼科
ページ範囲:P.1013 - P.1015
文献購入ページに移動その機序として,前後嚢の癒着に伴って光学部縁の一部がまず露出することが重要であり,前嚢縁—光学部—後嚢の3者が接することによりレンズが偏位していくものと推測された。
この偏位を予防するためには,術後長期にわたって光学部が前嚢に覆われていることが重要で,C.C.C.の習熟,C.C.C.直径の縮小,large opticsレンズやPMMA支持部レンズの採用が有効であると示唆された。
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