文献詳細
連載 眼の組織・病理アトラス・57
文献概要
房水の流出路である前房隅角には適当な房水流出抵抗が存在していて,眼圧を正常に保つ役割を果たしている。房水流出抵抗の発生には隅角に存在するグリコスアミノグリカン(以下GAGs)が関係すると考えられている。
GAGsはウロン酸とアミノ糖の二つの糖が一単位となって,連続的につながった高分子化合物である。プロテオグリカンはGAGsが蛋白質と結合したもので,含まれるGAGsの種類によって,コンドロイチン硫酸系,デルマタン硫酸系,ヘパラン硫酸系,ケラタン硫酸系に大別される。
GAGsはウロン酸とアミノ糖の二つの糖が一単位となって,連続的につながった高分子化合物である。プロテオグリカンはGAGsが蛋白質と結合したもので,含まれるGAGsの種類によって,コンドロイチン硫酸系,デルマタン硫酸系,ヘパラン硫酸系,ケラタン硫酸系に大別される。
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