文献詳細
特集 第44回日本臨床眼科学会講演集(5)1990年9月 東京
学会原著
各種緑内障眼に伴う水晶体混濁の検討
著者: 星野峰子1 金谷いく子1 溝上國義2
所属機関: 1兵庫県立成人病センター 2神戸大学眼科
ページ範囲:P.1257 - P.1260
文献概要
その結果,水晶体混濁の種類はACG群に核白内障の率が有意に高く,水晶体上皮細胞に関しては,緑内障群,OPE群ともに対照群と比べて面積増大,密度減少が認められた。また,水晶体嚢の厚さについて,今回の検討は,前嚢の中央でのみの検討であるが,ACG群は,対照群に比べて有意に厚いという結果が得られた。
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