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文献概要
連載 眼科薬物療法のポイント—私の処方・31
慢性涙嚢炎
著者: 石橋康久1
所属機関: 1筑波大学
ページ範囲:P.1278 - P.1279
文献購入ページに移動 患者は60歳の女性で,1989年8月頃より左眼の流涙が始まった。近医にて涙管の洗浄を受けたが通過が見られず,涙の管がつまっていると言われていた。12月頃より鼻根部を圧迫すると粘液様物の逆流を見るようになり,近医にて抗生剤の点眼液を処方されていたが症状はあまり改善されず,当科を紹介されて1990年3月20日に受診した。
主訴:左涙嚢部膨隆,発赤,流涙
主訴:左涙嚢部膨隆,発赤,流涙
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