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文献詳細

雑誌文献

臨床眼科45巻8号

1991年08月発行

文献概要

特集 第44回日本臨床眼科学会講演集(6)1990年9月 東京 学会原著

ぶどう膜炎と血清免疫抑制酸性蛋白

著者: 溝口尚則1 佐藤隆哉1 雨宮次生1

所属機関: 1長崎大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1397 - P.1399

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 各種ぶどう膜炎67例につき,血清中の免疫抑制酸性蛋白IAPを活動期と非活動期で測定した。活動期のIAPは,ベーチェット病,原田病,原因不明のぶどう膜炎で,対照群よりも有意に上昇していた。ベーチェット病と原田病でのIAPは,活動期では非活動期よりも有意に上昇していた。活動期でのIAPは,ベーチェット病,原田病サルコイドーシス,原因不明例それぞれの間に有意差はなかった。HLAのB27が陽性の急性前部ぶどう膜炎の2例ではIAPが高値であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1308

印刷版ISSN:0370-5579

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